演出・テーマ発表 -- 口で伝えるのは恥ずかしいけど、ビデオなら --

さぁ、ここまで夜景にこだわったのだから、ゲストの皆さんにぜひテーマを発表したい!
装飾だってパーティーだって、すべて「特別な雰囲気の中で、新宿の夜景を見て癒されて欲しい」という思いをこめているので、それを伝えたい。ゲストの方だってそのテーマを知っているのといないのでは、楽しみ方も装飾の見方もちがってくるし、参加意識も高まってくるはず。(本音、ここまでくると少し自己満足もはいっているかもしれないけど・・・・・・それも大切ですよね・・・)では、どうやって伝えよう?

口頭で式の前から吹聴しても、当日のお楽しみが半減しちゃうし、全員に伝えるのは無理がある・・・・座席表にページを加えて、テーマ発表や思いを綴るのも良いけど、う〜ん・・・インパクトがなんとなく薄いかな〜?人によっても違うと思うけど、実際座席表って当日もらっても自分の席についてしまえば、鞄にしまいこんでしまってその後見ないこともあるだろうし・・・・・・

やっぱりここは「テーマ発表ビデオ」!!
私の母との思い出の曲、サラブライトマンの「TIME TO SAY GOOD BYE」にあわせて、曲の前半部分に夜景の写真と思いを綴った映像を流して、曲が一番盛り上がる前に映像だけがフェイドアウト、曲の一番盛り上がった時にドアが開いて、曲のサビの部分で入場! これなら、絶対みんな見るし、インパクトも充分だし、こだわりも伝わるだろうし、ゲストみんなが同じ映像を見ることで一体感が生まれるのと、これから始まる式の期待感も増すのと、参加意識も高まって、つかみはOKなんじゃない?

我が家から見える新宿の夜景の中で、やっぱりパークが一番お気に入り。なのでパークを中心とした写真を数枚撮って、その写真と一緒に私の思いを綴りました。あの、テーマ決定した時の興奮再現です。こんな具合。


2人の住む小さな部屋から見える西新宿の夜景

オフィス階からは鋭く放つ光
ホテルからもれる光は優しく暖かい
高層ビルの間には無数の色が鮮やかに発色し
そして、これらを包む闇に静かにたたずむ月の光

ケンカをしてしまった日、仕事にちょっと疲れた日、何にもせず一日を過ごした日
どんな時も窓の外をふと見れば、この夜景が2人を慰め、癒してくれます

今日、私たちのためにお時間をいただいた皆さんに、
寛ぎながら、癒されながら、特別な夜を過ごしていただきたい

そんな思いを込めて、この会場を「新宿の夜景」をテーマに作り上げました

ビルの高さ 無機質感
反射する光 無数の窓の透明感
そこから漏れる温度差ある光
そして 赤や青のCOLOR

そんな光景を感じとっていただければ幸いです

どうぞこの数時間、夜景につつまれたひとときをお過ごしください


口では恥ずかしくて言えない、ちょっと自分に酔いしれてしまっているこんな思いも、ビデオにして写真と一緒に好きな曲にあわせると、言えてしまうから不思議。決してすばらしい文章ではないけれど、それらしく格好までついてしまうのです。

このビデオを流す為に、照明にも少しだけリクエストをさせていただきました。
文章の最後に「それでは2人の登場です」って入れるのが嫌だったので、映像が終わっても、ゲストの方が私達の登場に気付かないかもしれない不安があったのです。

なので、ビデオが流れている間は、通常2人の登場する時の照明より1トーン明るくしてもらって(真っ暗にしないで)、映像が終わると同時に照明が落ち、スポットライトがドアを照らし、2人登場といった感じ。視覚でゲストの方に次に起こることを気付いてもらうようにしたのです。

当日は、みんなビックリしたみたい。生い立ちビデオが流れたりサンキューメッセージが流れるのは体験した方もいらしたみたいだけど、まさか夜景の写真が流れるなんて。しかもこんな熱いメッセージ付き・・・・

これでもかっ!!ここまでやるか!!ってぐらい夜景にこだわったので、皆にも嫌でも伝わったみたいです。オリジナルな結婚式だったとたくさんの方に感想を頂きました。

ドアのこちら側で待っている私達は、皆がどんな様子で映像をみているのか、一緒に座って見たかったぐらい。かすかに漏れてくるサラブライトマンの澄んだ美しい声が、気持ちを高揚させて、緊張というよりはワクワク感でいっぱい。もうじっとしていられない!!

「ドア開けま〜す」のスタッフの声と同時に目の前がまぶしくなったあの瞬間の興奮は忘れられない・・・・・・人前が嫌いなはずだったのに、もう主役を演じきっていたというか、自分でも自分じゃないみたい。っていうかうれしくてうれしくて、ずっと笑いっぱなし。

あの素敵な数時間の幕開けに「テーマビデオ」はその役割をしっかりと果たしくれました・・・・・